タロット×数秘で自分の得意と不得意を知る〜後編〜
こんにちわもこんばんわもハクツナです。
土曜日はお休み頂きました。
私的な話になりますが某有名ギタリストの華麗なるテクニックを聞いて少しリフレッシュしてきました。(電子機器とか大好きな水瓶座ですw)
お休みも頂いたところで、前回はタロットと数秘で得意不得意の1〜4をやりました。本日は、5〜9まで一気にドドンと紹介していきます。数秘5〜9番の方大変お待たせしました。
5番、『法王(教皇)』です。
5番のキーワードは『自由、行動力、情報収集』と言うことが主にキーワードになっています。
法王ってすごい位が高くて自由なイメージがあんま無い、、、って思った方もいるかもしれません。
歴史に詳しい方は、『あぁーなるほどねぇー』って察しはついてると思いますが一応解説させて頂きます。
教皇がいた時代、誰が一番自由に振舞うことができ、自由に物事を決められたかと言うとこの教皇なのです。教皇というのは神の声を聞く存在。神の声と言ってしまえば変な話なんでも出来たようなものです。社会の中心で自由に囚われを知らないこの教皇。
社会の中心を図に表すとこんな感じ。
器用で立ち回り上手で、とても博識があります。
また、異端児要素もあり、革命を起こして社会から溢れてしまうことも。
しかしそれが良いところです。行動力があり、とても信頼されます。
『自由にやっちまえ!』って言うとシンプルで大まかなイメージは伝わるかなと。
一方でとても自我が強い数字になっています。ここは強く行く、ここは敢えて守りに行く、という判断がきちんと出来れば良いですが度を越してしまうと単なるワガママで周囲から大きなバッシングを食らうことになります。
アポカリプシスタロットのこの教皇は子供ながらに大人に頼られて物事の決断をして、促しているように見えます。それをこの教皇は自身が大人になっても成し遂げ続けるのです。
この教皇にどれだけ大きい力があるのかが絵からも強く感じられます。
この立ち位置をどううまく使い、そして周囲を見渡しながら自由にするためには情報収集と知恵が必要なのです。
6番『恋人たち』
6番は『調和、結びつき、美しいもの、愛』がキーワードになっています。
6は相手と調和を取ろうとする数字です。そしてバランスの良さも表しています。サービス精神が旺盛だったり、自分が少し疲れてでも相手に尽くそうとします。調和やコントロールも上手いので人にものを教えるのに相手の目線の高さに合わせることもできる人です。
教師をやるとしたら、小学生を相手にするのがすごくうまい感じ。
一方で見返りを強く求める傾向もあります。
ここでーーーー!他の数秘のタロットカードとはちょっと違いますがプラスアルファの補足が入ります。
6の発展的数秘を表す数字は15番です。
15番は『悪魔』です。
悪魔を表す意味は、『欲、情』です。
調和も求めすぎると悪い方向にしか行かないとか、愛欲に塗れる日々をただ淡々と送るとか、そんな感じになってしまいますね。
欲しがり過ぎたらいけませんと。平等だからこそ調和が取れる、そして恋人たちのカードというのはマニュアル絵だと、女性が二人と男性が1人描かれている訳ですが、天使のラッパが向いている女性にもう心が決まっている、神の声は自分の心の内側の声と言う表現になっています。
心の声に背くことで悪魔と化す、そんな風に取れたりもしますね。
これは面白いなぁと思います。
色々想像が膨らみます。
続いて7番に行きます。
7番は『戦車』です。
7番は『バランス感覚、孤高』がキーワードです。
このチャリオットの馬は左右で2匹います。この馬は『右脳、左脳』を表しており、右脳と左脳をバランスよく使うことによって戦車が進む仕組みになっています。
右脳だけ使っても戦車はうまく動きません。左右バランスよく使うことが大事です。
7はバランス感覚が優れており、群れることを極端に嫌います。
群れることを嫌うことで一人好きの寂しがりやなんてイメージもありますね。
群れることを避けることによって、一歩引いた目で周りを客観的に見て分析することができます。なので分析上手とも言えます。人に対して苦手意識を持ちやすいですが、そんな一人好きを楽しく過ごすことが7の人の何よりの安心する考え方ではないでしょうか
。
この戦車のカードの馬を操っている主人公は、この馬がいるからこそ強気でこの戦車を動かすことができています。馬がいなけりゃ裸の大将も同然。実はすごく臆病な一面があります。
バランス感覚をうまくキープして受け入れることで分析力が高まり、周りをしっかり見てうまく行動することができるのが7です。
続いては8番です。
8番の場合はデッキによって実はカードが変わってきます。マルセイユ版だと8番はパワーの力になってきます。ウェイトスミス版だと『正義』が8番に入っています。ちなみにこのアポカリプシスタロットは形式的にはマルセイユなので力が8番に入っています。
8番のキーワードは『権威、権力、支配』になってきます。
8番の人は、人からも信頼されてリーダー的なポジションについたり、中間管理のようなポジションについたりします。向上心と行動力がずば抜けて高いのでそれなりの地位にスッと入れるような人。努力は実る、頑張りは報われる、など、とにかく目的を設定はしますが決して完結させずどんどん上に上昇して行く感じです。
みんなが嫌がることも率先してやってくれます。
8はメビウスの輪ともあるので決してゴールを作らない人ではありますが、その分しっかり人を成長させることができるような人です。教師に向いてるNo.1みたいな感じ。
その分プライドは高く失敗を常に強く恐れています。ブランドものを好んだり、とにかくプライドの高さはよく見えます。さらに失敗しても人に言うことがないのでそこが原因で人と、仕事で、もつれやすくなってしまいます。
8番ってなぜデッキごとにカードが違うのか。
これは『本当の力とは何か』と言う定義が大きく関わってきます。
権力や権威が本当の力なのか、それとも人を裁くことが出来て大きな決定権を持っている事が本当の力なのか。
権力者だって裁かれることはあります。大きな決定権を持つ裁判官の正義は、中立で公平に私利私欲に塗れることなく自分をコントロールして人を裁きます。そのコントロール力が本当の力なのか。
それは人によって違いますがそんな感じです。
正義は犠牲を生む。それは裁判官にも、権力者にも言えることなのです。
正義とはってなってくるとまた話が変わってきてしまうので8はここまで。
最後は9番です。
9番は『隠者』です。
9は『知性、無限大の可能性、空間認識力』がキーワードです。
9はすべての数字の総合のような人です。天才肌とも言えます。
物事の本質を見抜く力があり、悟ったような人です。
色んなことをやり切ってから来るものですから、生きていて退屈してしまったり持っている才能を使う事もなくずっと放置してしまう事もあります。 宝の持ち腐れとはこの事でしょう。
感受性が豊かで優しい面と、繊細で傷つきやすい面があります。自分はなんでもそつなくこなせる分熱中できるものを極めるのが良さそうです。空気を読みすぎて疲れるのは自分が悪いわけではなく、人間界を生き切ったからこその感受性。だから少し大人なんだと自分を褒めてあげる事が大事かなと思います。
隠者はまさに世捨て人。この社会を生き切って社会から外れ静かに暮らす人。
社会を満了しきったからこその知恵と洞察力、そして多くの知識。それをうまく駆使してこの何もない大地で生活しています。
隠者は人が作った社会から出てきて迷い込んでしまった人に道を教えると言うストーリーがありますが、それも社会を生き切ったからこそ出来る技。
全ての人間界での集大成が9なのです。
数秘とタロットで見る得意不得意いかがでしたか??
また何かシリーズ化できればやろうと思います。
12星座占いは土曜日更新です。
では!